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アニメ脚本家・上江洲誠(うえずまこと)雑記、告知、そして物の哀れ――。
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080918.jpg 今年になってからとんと劇場で映画を観ておらず(DVDは何百枚と買っているが)、こりゃいかんこってす。脚本家としてあるまじき状態(人には観ろ観ろ言ってるのにね)。
 そういうわけで、少しでも時間が空いた時は劇場に行くように努めている今日この頃です。

 以下、ネタバレにならない程度に感想。
 ひとまずどれも面白いので、皆行くがよい——

■ダークナイト
 大傑作。好き嫌い関係なしに、映画としての出来の良さに感激。
 バイク分離シーン以外は胸躍るシーンが無いという、ものすごい犯罪映画。
 2時間半に渡って重圧を掛けられる心地良さ。粋人が模索し続けていたダークヒーロー物がついに完成した感があります。
 ヒースジョーカーの我が身を省みない恐ろしさ。必見。しかし、デート映画度ゼロ!
 これ、六本木ヒルズの大きなスクリーンで観られて、本当に良かった!

 後日、サンレッド収録中の村瀬克輝さん(バットマンのアニメDVDを持参し、玄田さんにサインをねだるほどにバット好き。バットスーツも持っている)と白熱の語り合い。興奮しすぎて、これはもう自主映画を作るべきだと緊急会議。その場で協力者(映像プロと役者)を募る。それってゼブラーマンになってしまうぜ? と思ったが、それはそれで良いじゃないか!

■ハンコック
 半分傑作。これもスーパーヒーロー物。
 前半後半でテーマがすり替わってしまう変な構成。感動物と恋愛物の2本立てだと思ってみるが吉。デート映画としてはありの線。
 嫌われ者のハンコックが本物のヒーローになれた瞬間は号泣。君も「グッジョブ!」と呟いているはずだ。
 ……でもやっぱり、後半は好きじゃないなあ。

■デトロイト・メタル・シティ
080918b.jpg  傑作。何度も観たい。
 クラウザーさんが復帰するくだりは劇場大爆笑の中、連れが引くほどに俺号泣。ファンを意識する必要がある職業の方は泣くね。
 帰りに関連CDを全部買って買えるほどにハマった。ギャーなぜ生まれてきやがった!

 皆が観たいであろう原作ネタを消化しながら、内包しているテーマを掘り下げて感動的な話にしてしまうアレンジの仕方が上手い。僕の好きな構成でした(これが嫌だという原作ファンの言い分もよくわかります)。
 デート映画としても超おすすめ! FUCK!

 後日、オシャレ四天王・アサトのカフェとして使われた代官山の店を覗いて来ました。お遊戯的で場違いな俺! 根岸気分満喫。チーズタルトを焼いてたさ〜ん♪

■ウォンテッド
 アクションは傑作。
 真面目な物語だと勘違いしていたせいで没頭出来なかった。バカアクション映画だと知っていて観たら高評価のはず。皆さんはそのつもりで行ってください。
 2時間ずっとド派手なので、全く退屈はしませんが、デート映画としては微妙か。
 このハチャメチャな暗殺組織に説得力をもたせるには少し嘘が足りないなと思いました。
 しかし、モーガン・フリーマンが出てくると、話がクチャクチャでも、なんでもいい感じに見えるからずるい。ダニーザドッグとか。


 ——やあ、映画鑑賞は本当に楽しい!
 ブログなんかでアニメをもっと上手く論じたいと思っている人は、映画も勉強してみないかい? 今の日本のアニメ・ゲームの構成や演出は、先輩である実写映画の作法ありきで培われていったものなのだから、知らぬ存ぜぬでは語れないと思うよ。
 ——とか、しばらく劇場に足を運んでいなかった俺が言うな! FUCK!
 次はポニョ行くかあ!
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プロフィール
HN:
上江洲 誠(うえずまこと)
職業:
アニメ脚本家
HP:
自己紹介:
2002年デビュー。
エターナル中坊。
twitter ID:uezux
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