アニメ脚本家・上江洲誠(うえずまこと)雑記、告知、そして物の哀れ――。
朝、洗濯物を干していると、聞こえてきた会話――。
女子高生A「胃のガンってなんだっけ?」
女子高生B「胃ガン」
俺にはこんな面白い台詞は書けないなと悔しくて、枕を涙で濡らした。
日々精進。
■瀬戸#12
「愛の奴隷」は僕好みの温度。狂ったテキストもほぼ採用されていて脚本家冥利に尽きます。
監督は更にタフでスピーディなノリをご所望ではありましたが、くたびれた性格の僕にはこの加減が良いです。
僕は家から出ない話を書くのが得意です(※1)。この回のシナリオはとてもスムーズにアップした記憶があります(逆に#13が難航した)。
この回が面白かった方は、『らぶドル』の#13(DVDでしか見られない)を是非、見てみてください。僕にとっては腹違いの姉妹のような脚本です(キャストのファンも要チェックだ)。
※1)高カロリーな回が連続しないように配慮するのもシリーズ構成の仕事です。この種の回は話芸が試されます。
瀬戸スタッフの熱い所は、そういうシナリオ回でも、ノリを殺さないことです。進んで棘の道を行きます。本当にスタッフの健康が心配です。あと半分あるんだよ!
PR
最新記事
(04/22)
(04/08)
(03/16)
(03/05)
(03/03)
リンク
最新トラックバック
カウンター